実行委員会紹介
海の見える命の森実行委員会とは
海の見える命の森実行委員会は、東日本大震災で被災した宮城県本吉郡南三陸町の町民有志と南三陸ホテル観洋によって2016年に組織されました。
私たちが本震災を通じて『学んだこと』『後世に伝えねばならないこと』『祈りたいこと』『残したい風景』を伝える場所として、海の見える命の森を整備を開始しました。
実行委員長
後藤一磨
南三陸文化財保護委員長
海森ボランティアに来てくれる人に
東日本大震災を経験して、「生きる」ということについての気づきがありました。それは、生きる事を支えているのが自然であるという事です。自然があって私達があります。
現在、コロナウイルスが蔓延しており、コロナ=不必要と捉えがちですが、私は人間の生存とコロナの生存は共存しており、そのバランスが崩れただけで特別な事ではないと考えています。そのため、排除しようとするのではなく、如何に理解して共存できるかが大切だと思います。そして理解するためには、自然に関わる必要があり、それを学べる場所が"海の見える命の森"です。森づくりには、人手が必要です。お待ちしています。
副実行委員長
阿部寛行
三陸復興観光コンシェルジェセンターセンター長
東北混合バレーボール協会会長
東北福祉大学ミックスバレーボールチーム監督
海の見える命の森活動について
私は2016年から三陸復興観光コンシェルジェセンターのボランティアコーディネーターとして、震災を通じて学んだ事・後世に伝えねばならない事・祈りたい事・残したい風景を伝える場所としての「海の見える命の森」整備を開始しました。生命を知り、生命を考え、生命を学び、生命の尊さを感じる森です。
ボランティア活動や各プログラム体験を通して自然との共生の中で災害に備える知恵を学べる場所は、日本でもこの海の見える命の森しかありません!
ここ海森活動では『自分がやればできる事を自分がやる』『Try and Error』『どんどん失敗してもあきらめずにとことんやる』という教えのもと、参加者同士助け合うからこそ気付ける「1人の力は微力なれど無力ではない」という共助の本質、その意味が分かります。
2016年から長い年月をかけ、1人1人とのつながりを大切に、一つ一つを丁寧に、一歩一歩を確実に、3歳から86歳まで13000名を超えるボランティアと共に創りあげてきました。
血と汗と涙の結晶でもある海の見える命の森にて、満身創痍の森の番人として、1人でも親子でも家族でも団体でも企業でも、心より皆様のお越しをお待ちしております。
事務局長
昆野守裕
南三陸ホテル観洋 副支配人
海森への想い
海の見える命の森はもともと人が歩くにも困難な雑木林でした。震災後の2012年に女将からこの山のお話しがあり初めて登った時、山頂付近の木と木の間からかすかに海がみえて、この森を整備すればとても素晴らしい森が出来るのではないかと思い、地元の有志の皆さん・ボランティアの皆さんと実地してきました。将来的には子供達も自然とふれあえる場所、地域住民の憩いの場、そして春にはお花見・秋には紅葉狩りが出来ればと言う夢を描いて行っています。
私は、この場所を全国にPRし、「企業のCSR活動」や「教育旅行の探究学習の場」として営業活動しております。