沿革
東日本大震災で被災した宮城県本吉郡南三陸町の町民有志による『海の見える命の森』は私たちが本震災を通じて『学んだこと』『後世に伝えねばならないこと』『祈りたいこと』『残したい風景』を伝える場所として整備を開始しました。
本震災で生きることの根底には自然の支えがある事を学びました。
南三陸町は分水嶺を境に山と海に囲まれた町で1次産業を基幹とする地域です。
そしてこの森の立地は、人間はこの自然の中でどのように生きていくべきか?大災害から命を守るのは何が大切か?を考える絶好の地理環境にあります。
最終的にこの場所を自然林に抱かれた桜森と志津川湾を見下ろす絶景の中で震災からの学びと体験を通して学習できる場所として整備することができれば、世代を超えて南三陸に風景という資産と被災伝承の想いを残すことができると考え設立致しました。
海森の歴史
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
1年目
整備ボランティア・プログラム参加者
1289名
・3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
・宮城県助成金により、命の森バイオトイレ設置作業準備
2年目
整備ボランティア・プログラム参加者
1987名
・3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
・宮城県助成金によるバイオトイレ設置完了
・バイオトイレ手作り小屋設置完了
・ミャンマーから東日本大震災慰霊の大仏プロジェクト発足
・海の見える命の森小屋創りプロジェクト発足、準備開始
3年目
整備ボランティア・プログラム参加者
1468名
・3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
・海の見える命の森小屋創りプロジェクト発足、ウッドデッキ設置ボランティア開始
・ミャンマーから東日本大震災慰霊の為に大仏設置、建立準備開始
4年目
整備ボランティア・プログラム参加者
1623名
・3.11桜植樹活動、森散策路整備活動、桜植樹用地伐採活動
・海の見える命の森小屋創りプロジェクト発足、ウッドデッキ設置完了
・ミャンマーから東日本大震災慰霊の為に大仏設置、開眼法要建立
5年目
整備ボランティア・プログラム参加者
628名
・3.11メモリアルネットワーク(JT NPO応援)基金受託による防災減災伝承プログラム事業
・コロナ禍による宮城県からの自粛要請を受け、4月よりボランティア受付休止。
6月より感染予防対策徹底のもと活動を再開。
・3.11基金新型コロナウイルス対策緊急助成受託により『withコロナ♪コロナ禍に負けない!! 全国津々浦々次代を担う若人達とのWEB連携協働による海の見える命の森デジタル 広報啓発推進プロジェクト事業』にてホームページ制作及び更新を担う海の見える命の森学生委員会設立
・海の見える命の森ホームページ完成
6年目
整備ボランティア・プログラム参加者
845名
・海の見える命の森小屋創りプロジェクト始動、クラウドファンディング実施
・小屋建設完了
・10月より小屋創り第二弾クラウドファンディング準備開始
・311(JT NPO応援)基金第2回助成採択団体に。
・3.11メモリアルネットワーク基金助成事業第2次助成受託
・旧大川小学校に創られる伝承施設及び大川伝承の会語り部と海の見える命の森を活用した避難所訓練伝承プログラム、石巻市、南三陸町の語り部による広域伝承プログラムの構築開始
・7月〜9月間自助共助体験伝承夏季プログラム実施
7年目
整備ボランティア・プログラム参加者
2256名
・7月〜9月間自助共助体験伝承夏季プログラム実施
※情報更新作業中